海外どっこいネットニュース

Twitterが15日までにアメリカの有力ベンチャーキャピタルのKleiner Perkins Caufield & Byersを引き受け先とする総額2億ドルの増資を行った。
企業評価額は37億ドル、日本円で3100億円となる。

なんともTwitterも大きくなったものだ。
Twitterの利用者は現在1億7500万人で、過去1年の総ツイートは250億回を上回ったという。
そんなに何をつぶやくんだ・・・
有名人のつぶやきならまだしも、
普通の人の
「今どこにいる」
「何を食った」
なんてどうでもいいと思うが。

それだけ簡単に好きな一言を発信できるというのが受けたと言う事だな。

さて増資だけでなく、Twitterは経営陣にも新たに
マイク・マクキュー　Mike McCue
デービッド・ローゼンバーグ　David Rosenblatt
の両氏を迎え入れた。


マイク・マクキュー氏はフリップボード　Flipboardの取締役を務めた人物で
デービッド・ローゼンバーグ氏はマイクロソフト、グーグル、ダブルクリック、ネットスケープなどで洋食を歴任してきた人物だそうだ。


海外のインターネットサービスの会社は、ちゃんとネットに沿った新しいサービスとして大きく成長しているなと思う。
その点では日本にはそういう会社はないな。
ポータルサイトはその主役の座をすでに検索サイトとSNSに奪われてるし、
あとは広告代理店かショッピングモールの会社が、金融関係などを買収して多少大きくなっただけ。
広告代理店もショッピングモールもリアルにあるものをネット上でやっただけだ。

今までにないネットだからできる新たなサービスと言うのは生まれていない。
ものづくりの例で昔から言われてるが、
「日本はすでにあるものを改良するのは上手いが、新しいものを生み出すのは苦手だ」
というのはいまだに通用するようだ。